初めて学ぶプログラミング言語としてJavaが勧められることが多いです。しかしその割に、学習している途中で挫折してしまう人が多い言語でもあります。ではどうしてJavaが最初に学ぶ言語として勧められることが多いのでしょうか。本当にJavaでいいのかについて解説します。
Javaの学習を勧められる理由はいくつかありますが、一番は案件の多さです。Javaは様々なところで使用されていますが、とくに銀行や保険会社、事業規模の大きい業務アプリケーションなどの開発で使われます。このような現場は基本的に開発にもたくさんの人員が必要となることから、他の言語と比べてJavaエンジニアの需要が高くなっています。
しかしJavaは学習難易度が高いです。その理由としてまず挙げられるのは型付けに関するルールが厳しいこと。初心者はこれを理解できず学習を止めてしまうことが多いのです。さらにJavaはオブジェクト指向型のプログラミング言語でもあります。オブジェクト指向というのもまた初心者には理解が難しいといわれています。この型付けのルールの厳しさとオブジェクト指向の2点がJavaが初心者には難しいと言われる理由です。
そこで本当にJavaが最初に学ぶ言語にいいかと言われると、教えてくれる人がいるならいいですが、そうでないならあまり向いていません。現代ではJava以外にもPythonやPHPなど様々な言語が登場しており、これらの言語はコードの量が少ないうえに型付けに関するルールもJavaより緩いので手軽に学べます。そのため、独学でプログラミングを学ぶならPythonなどからスタートして、その後Javaに挑戦するのがいいでしょう。
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